AKB平嶋夏海、米沢瑠美 2・5脱退

人気アイドルグループ「AKB48」のメンバー、平嶋夏海(チームB、19)と、米沢瑠美(チームK、20)が、2月5日のイベントを最後にAKB48から脱退することが分かった。28日付の公式ブログで、AKB48劇場の戸賀崎智信支配人が経緯などを明かした。

 発端は、2人とみられる女性が、パジャマのような姿で複数の男性と一緒に写っているプライベート画像がネット上に流出し、ファンの間で「合コンしている」などと騒がれたことだった。同支配人は「事実確認をしたところ、両名とも、AKB48のメンバーとしてのルールに違反していることを認めたうえで、ファンの皆様に多大なる心配をおかけし、かつお騒がせしてしまうようなシチュエーションで写真を撮影してしまったことを深く反省しておりました」などと説明。

 2人は、2月5日に東京ビッグサイトで開かれる大握手会でファンに謝罪し、同日でAKB48としての活動を終了。その後はそれぞれの芸能事務所に所属し、タレント活動を続けるという。

 総合プロデューサーの秋元康氏(55)は、SNS「グーグルプラス」を通じ、「僕は彼女たちを特別、責める気にはなりません。普通の学生だったら、何の問題もないでしょう。彼女たちはAKB48のルール違反を犯しただけで、社会のルールを犯したわけではありません。僕はこれからも彼女たちを応援したいと思います」とメッセージを寄せた。

◆2人とも出演せず

 AKB48の派生ユニット「渡り廊下走り隊7」のメンバーとしても活動する平嶋はこの日、東京・品川のTHE GRAND HALLで開かれた「渡り廊下−」の握手会を欠席した。29日も同所で行われるが、平嶋は欠席する。米沢は28日にシンガポールで開かれたAKB48の定期公演に出演するため現地入りしたが、今回の活動辞退を受けて出演しなかった。